スキンケア基礎知識〜W洗顔とは〜

美容

ベーシックケア「W保湿」に引き続き、このページでは「W洗顔」についてです。

スキンケアで最も重要なのがこの「W洗顔」。肌に油分や汚れが残っていたら、どんなに良い化粧品を使っても効果が半減されてしまうから…これは、もう常識ですよね!わかってはいるけど、メイクを落とさずに寝てしまう、なんて人も結構多いのでは?実は私も…たまにあります……笑

でも、この記事を読んで必要性をちゃんと理解してもらえたら、以前よりもちょっと「頑張ろう」って思ってもらえるのではないかと思います♪

W洗顔の必要性!それぞれに意味がある

「W洗顔」とは、肌を清潔にすることを目的に「クレンジング」の後に「洗顔ソープ」を使う基本的な洗顔のことです。顔は、体と違って衣類で覆われていないので、空気中のホコリや土などが付着しやすく、肌の内部からも汗や皮脂などの分泌物が出てきます。そのうえ顔の表面の凹凸にメイク料やホコリなどが溜まりやすいのいです。

クレンジング

「クレンジング」は油性の汚れとなじみ、メイク料や皮脂を溶かし浮かせて取りやすくします。石鹸や洗顔ソープでは簡単には取れない、顔の凹凸に入り込んだメイク料や皮脂を優しく取り除きます。

洗顔ソープ

界面活性力のある泡で汚れを包み込み、クレンジング後に残った油性の汚れや、ホコリや汗などの水性の汚れを優しく取り除きます。

[st-kaiwa4]肌を清潔にし、後に使うW保湿を効果的に行うためにも「W洗顔」を行うことが必要なんです♪[/st-kaiwa4]

 

肌の汚れの種類は2つあります

肌汚れの種類は大きく分けて2つ。油性の汚れと、水性の汚れです。

油性の汚れ

皮脂

余分な皮脂は、毛穴の詰まり、ニキビ、化粧崩れなどの原因になります。また、皮脂は紫外線を浴びたり長時間空気に触れることで「過酸化脂質」になり、炎症を起こすこともあります。過酸化脂質とは、酸化した皮脂のこと。油は、酸化すると黒ずんできますよね。毛穴の黒ずみも、実はこの過酸化脂質の仕業なのです。

メイク料

落としきれていない、ポイントメイクの顔料やファンデーションの油分などは、そのまま汚れになってしまいます。こちらも長時間、肌に乗せているとあらゆる肌トラブルの原因に。

水性の汚れ

ホコリ・雑菌

風の強い季節は特に、ホコリや花粉などが舞い、汚れがつきやすくなります

汗は、最初は透明で無臭です。99%が水分で、残りの1%に含まれる溶解成分が時間とともに分解され、悪臭の原因に。

古い角質

日焼けや加齢によるターンオーバー(肌の生まれ変わりの周期)の乱れや、お手入れ不足などにより、古い角質が肌表面に残りやすくなります。くすみや、乾燥を進行させます。

[st-kaiwa4]肌の内部から分泌される皮脂は油性の汚れになるので、オイリー肌の人は特に、メイクをしていなくてもクレンジングの使用をおすすめします♪[/st-kaiwa4]

 

「W洗顔」をより効果的に!手順と使い方

クレンジング

  1. 適量(直径2.5cmくらい/約3g/マスカット大)を手のひらに取り、額、頬、鼻、あごの5ヶ所におきます。(オイルやミルキィなどのたれ落ちる可能性があるタイプは、手のひらで馴染ませてから顔全体にのばすと◉)
  2. やさしくマッサージをするようにらせんを描きながら汚れを浮き上がらせます。摩擦はNGなので、すべりが悪かったらクレンジング料を足しましょう。
  3. 指のすべりが軽くなったらふき取るか、洗い流します

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ローションタイプは、コットンに適量(ポンプ2〜3押し)を含ませ、コットンに汚れがつかなくなるまで顔全体をふき取ります。

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洗顔ソープ

  1. 適量(直径2cm/約2g/さくらんぼ大)をよく泡立ててと肌が直接触れないように、らせんを描きながらやさしく洗顔します。
  2. 約30秒洗顔した後、洗顔料が残らないように30秒しっかりとすすぎます。

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洗顔後は、タオルで顔をやさしく押さえるようにふき取りましょう♪

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洗顔ソープは、泡が命!

より効果的に洗顔するために、泡は命です!少ない量の泡や弾力が足りない泡は、洗顔の効果を半減させるだけでなく、摩擦で肌への刺激になります。

理想的な泡とは、きめ細かい弾力のある泡。逆さにしても落ちないくらいの泡がベストですよ!

洗顔のしかたも意識してみて

泡立てネット

雑菌による肌トラブル(ニキビや炎症)を防ぐためにも、泡立てネットの衛生管理には注意が必要です。できれば、「手で泡立てる」か「泡立て器」を使用しましょう。100均に売っています♪

洗い過ぎに注意

洗顔の理想的な時間は30秒と言われています。長すぎると、バリア機能を低下させ、乾燥や肌荒れの原因にもなるので注意!

すすぎはしっかり

洗顔料の洗い残しは、ニキビや炎症の原因に。30秒しっかりすすぎましょう!特にフェイスラインや髪の生え際は、残りやすいので意識してみてくださいね。

 

まとめ

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  • W洗顔とは肌を清潔にすることを目的に「クレンジング」と「洗顔ソープ」を使う基本的な洗顔法。
  • 「クレンジング」は油性の汚れを、「洗顔ソープ」は水性の汚れを落とす。
  • 皮脂が紫外線や長時間空気に触れると「過酸化脂質」に変わり、くすみや毛穴の黒ずみの原因になる。
  • オイリー肌さんは、メイクしていなくてもクレンジングが必要。
  • 肌への摩擦に注意!クレンジングはやさしくマッサージをするように。洗顔ソープは弾力のある泡が命!
  • 洗い残しや、すすぎ不足に注意する

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いかがでしたか?W洗顔はスキンケアの中で最も肌状態を左右するお手入れです。正しい洗顔で、健やかな肌を目指してみてくださいね♪

次のページでは、クレンジング、洗顔料の種類と、肌タイプ別に選びたいおすすめアイテムを紹介します♪

 

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