「サ活」のデメリットとは?サウナのリスクと注意すること

サウナのリスク 健康

最近流行っている健康法として、「サ活」サウナが人気です。

サウナは大量の汗を流すことから、ダイエットや美肌にも効果的なのはご存知ですよね。

「整う」という言葉もよく耳にしますが、精神的な満足度も高いことも人気の一つです。

そんな心身ともにメリットが多いサウナですが、サウナにはリスクがあることをご存知でしょうか。そのリスクを知らずに「サ活」を行うことは危険ですし、あとで後悔することになるかもしれません。なので今回は、サウナのリスクを知った上で、安全にサ活をして欲しいという思いから、サウナのデメリット、そしてリスクを回避する入浴法をご紹介します。もちろん、ダイエット効果や美容効果をさらに高める方法もご紹介しますのでぜひ最後までご覧ください。

サウナのデメリットとは?

最近、「サ活」にハマっている、もしくはこれから「サ活」を始めようと思っている方へ。

サウナの健康・美容効果はとても素晴らしいですが、デメリットやリスクもしっかり理解した上で始めましょう。デメリットを事前に知っておくことで、リスクを回避することもできます。

サウナのデメリットは主に3つです。

  1. 脱水症状のリスク
  2. ヒートショックのリスク
  3. 髪の毛や肌への負担のリスク

それぞれ解説していきますね。

脱水症状のリスク

 サウナは大量の汗をかくことができ、ダイエットやデトックス効果がありますが、1回のサウナでどのくらいの寮の汗をかくのか知っていますか?

例えば、サウナ1回で失われる体の水分量は「300~400ミリリットル」と言われています。

つまり、3セット行うと「900ml〜1.2ℓ」の汗をかくということです。500mlのペットボトル2〜3本分ですね。

「そんなにかくの?」とびっくりした人もいるのではないでしょうか?

さらに、お風呂に入ると、およそ「800ミリリットル」の水分が失われると言われています。

41℃の風呂に15分間入浴後30分間安静

サウナの後に入浴する方も多いのでは?

私もそのタイプです!

ということは、サウナ➕入浴を連続で行うとおよそ2リットル近くの

水分が失われるということです。

ビックリではないですか?

脱水症状になると、血液がドロドロと固まりやすくなっています。

そのため、血栓ができて血管が詰まり、脳梗塞や心筋梗塞を発症することがあるため注意が必要です。

自覚症状としては、口の渇きや体のだるさ、立ちくらみなどです。

「喉が渇いてきたな」と思ったら、それは脱水症状が始まっているサインなので、

喉が渇く前にこまめな水分補給が大切です。

水分補給の方法については、また下の章でお伝えしますね。

ヒートショックのリスク

ヒートショックとは、急激な温度変化によって血圧が急上昇・急降下することにより、血管や心臓に大きな負担がかかることを言います。

例えば、100度もの高温であるサウナ室で一定の時間を過ごす中で血行がよくなっているところに、急激に水風呂で体を冷やすことで、血管も一気に縮まるためヒートショックを起こす可能性があります。ヒートショックが起こると、意識喪失や脳梗塞、心筋梗塞などが発生しやすくなり、最悪の場合、死亡に至ることも。

高齢の方や、疾患がある方は避けた方がいいかもしれません。

水風呂に入る際は、足先から少しずつ水風呂に浸かるようにしましょう。

水風呂に入らず、シャワーのみで外気浴に移るも良いと思います。

髪の毛や肌への負担のリスク

タンパク質でできている髪の毛は熱に弱く、80〜100°の高温なサウナにより熱により硬くなってしまいます。

温で髪が乾燥してしまい、枝毛や切れ毛、まとまりの悪さを引き起こすこともあります。

また、髪が濡れている状態は、髪表面のキューティクルが開くため、髪が最も痛みやすい状態になります。

また、サウナは高温な上に、湿度も5~15%と低いことから肌の乾燥にも注意が必要です。さらに、汗によって角質層がふやけた状態になることから、肌表面は非常にデリケートになっています。タオルなどで強く擦らないように気をつけましょう。

負担をかけずに入る方法

サウナで、上記のようなリスクを避けるためにまずは、正しい基本のサウナの入り方を知っておきましょう。

1.体を洗って皮膚の汚れを落とす

2.体についている水分をふき取る

3.サウナに入る(初心者は5分、慣れてきたら~12分)

4.ぬるめのシャワーで汗を流す

5.水風呂で冷やす(30秒~1分ほど)

6.休憩(5~10分ほど)

②~⑥の工程を、2~3回繰り返しましょう。

外気浴中に、血の活発な巡りを感じつつ浮遊感を味わえたら、それは整っているということです。

ここで、さらにリスクを防ぐために注意するべきポイントをお伝えします。

水風呂は少しずつ浸かる

ヒートショックのリスクを防ぐために、水風呂にはいきなり入らず、足先から少しずつ水風呂に浸かるようにしましょう。水風呂になれていない人は無理をしないことも大切です。水風呂に入らず、シャワーのみで外気浴に移る人もいますので、自分のペースでサウナを楽しみましょう。

十分に休憩する

水風呂だけでは体の表面しか冷やされません。体内の温度を通常まで戻すためにも休憩は必要です。

外気浴中に、血の活発な巡りを感じつつ浮遊感を味わいながら「整う」を楽しみましょう。

飲酒・食事の後はサウナに入らない

飲酒後のサウナは、血圧を下げ、めまいやふらつきの原因になります。危険なのでサウナ前の飲酒はやめましょう。だからと言ってサウナ後にすぐに飲酒をするのもオススメしません。なぜならアルコールは身体の脱水を促すからですサウナで大量に汗をかいたあとにそのまま多量のアルコールを摂取すれば、危険なレベルの脱水状態になってしまうリスクがあります。アルコール際は、まずは水分をしっかり補給してから飲酒してください。

また、食事の後のサウナは消化不良の原因になります。食後すぐのサウナは避けましょう。

サウナハットをかぶる

肌や髪の毛のダメージは、サウナハットで守りましょう。よくタオルを頭や髪の毛に巻いている人を見かけますが、サウナハットを被るメリットは、ズバリ断熱性です。サウナハットは断熱性の高い素材で作られているため熱を通しにくく、髪や頭を高温から守る効果があります。また、のぼせを防ぎ、頭皮や髪の乾燥を防ぐ役割もあります。最近では、お洒落なサウナハットもたくさん出ているので、お気に入りのサウナハットを見つけて見てください。

まとめ

今回は、サウナのデメリットやリスク、そして回避方法をご紹介しました。

  1. 脱水症状のリスク
  2. ヒートショックのリスク
  3. 髪の毛や肌への負担のリスク

これらのデメリットを理解した上で、正しく入浴をすることで、安全にサ活を楽しむことができます。負担やリスクを回避する方法として、以下の4つをぜひ実践してみてください。

  • 水風呂は少しずつ浸かる
  • 十分に休憩する
  • 飲酒・食事の後はサウナに入らない
  • サウナハットをかぶる

サウナハット初心者の方にオススメなのが、今治タオルで作られた以下のサウナハットです。

お手入れも簡単で扱いやすく、価格もお手頃。デザインも豊富で色合いがとても可愛いので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。


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